宅建士は仕事やプライベートに役立つ資格

2022年01月21日

宅建士

宅建士は仕事やプライベートに役立つ資格

 

 

不動産適正取引推進機構は12月、2021年度の宅地建物取引士資格試験(10月実施分)の結果概要を発表しました。2021年度の受験者数は20万9681人で、合格者は3万7579人。合格点は34点以上(50点満点)で、合格率は17.9%でした。

 

宅地建物取引士は「宅建」「宅建士」と呼ばれることの多い資格ですが、正式名称は「宅地建物取引士」といいます。宅建士は人気の国家資格で、毎年20万人以上が試験を受けています。

 

決して簡単な試験ではないですが、それだけ人気なのは理由があるからです。

 

今回は宅建士資格について解説していきます。

 

 

宅建士資格を取るメリット

 

◆独占業務がある

・契約締結前の重要事項の説明

・重要事項説明書面への記名押印

・契約内容書面への記名押印

 

これらの業務は、宅建士しか行うことができません。

 

不動産の取引は高額な金銭をやり取りするケースも多く、不正やトラブルがないようにすることが求められます。宅建士には適正な取引が行われていることを確認し、伝える役割があります。こうした独占業務があるという点は、宅建士という資格本来のメリットです。

 

◆年収増/転職に有利

契約の際に、業者間取引で無い限り、重要事項の説明が義務づけられています。この業務は宅建士の独占業務のため、宅建士がいなければ不動産会社は成り立ちません。そのため、多くの企業は宅建士を取得した人に資格手当を支給しています。

 

また、宅建業者は業務に従事する5名に1人の割合で宅建士を置く義務があるため、宅建士は転職にも有利です。

 

日常生活に役立つ

不動産業に従事しなくとも、宅建士資格は役に立ちます。不動産売買の際は、用途地域や固定資産税、マンション管理などの知識が役に立ちます。賃貸の際は仲介手数料が適切なのか、退去時のトラブル時にどう対処するかなど、基礎知識があれば自分の身を守ることにも繋がります。

 

仕事だけでなく、プライベートにも役立つ資格といえます。

 

 

独学で取れる?

 

宅建試験は、充分に独学で合格することが可能な資格です。

 

必要な学習時間は300-500時間程度といわれており、1日1時間勉強時間が確保できれば1年で合格できる可能性は高くなります。

 

コツは「過去問の活用」。過去10年分の過去問をやりこみ、間違えた箇所はなぜ間違えたのかを明確にした上で、周辺知識をつけていくのが合格への近道です。

 

仕事をしながら1時間の確保はハードルが高く感じる方は、「耳学」がオススメです。移動時間や家事時間を有効活用できるので、効率的に学習時間に充てられます。

 

 

オススメは、棚田行政書士の不動産大学です。毎日配信されており、分かりにくい専門用語をこれでもかとかみ砕いて解説してくれます。エンタメ要素もあり、いい意味で勉強という感じがせず、見ていて単純に面白いです。

 

これを読んで宅建士に興味をお持ちになった方はぜひ、棚田先生の動画をチェックしてみてください!

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