「ペット共生型マンション」の魅力

2022年10月28日

ペット可を凌駕する「ペット共生型マンション」の魅力

ペット可を凌駕する「ペット共生型マンション」の魅力

 

ペット可マンションが増える一方で、ペット可であっても騒音やフンの後始末など、トラブルが後を絶ちません。

 

そんな中「ペット共生型マンション」がじわじわと増加しているのはご存じでしょうか。

 

今回は、ペット可とも少し異なる「ペット共生型マンション」をテーマにお送りします。

 

分譲マンションでペット飼育をご検討の方、必見です!

 

 

「ペット可」と「ペット共生型」の違い

 

ペット可・ペット相談可のマンションは「管理組合によってペットの飼育が認められている」もしくは「使用細則で定められている事項を守った上でならペットが飼える物件」であることを意味します。2000年以降のマンションに多く見られます。

 

ただし、ペット可というだけで、ペットを飼っていない人も多く住んでいるのが実情です。

 

一方で、ペット共生型マンションはペットと一緒に暮らすことを前提に設計されています。共用部にはペット専用の足洗い場など、ペット専用の様々な設備があり、ペットとペットを飼う人が快適に過ごせるよう配慮されています。

 

入居者も基本的にはペットを飼っている人が多いです。

 

 

ペット共生型マンションのメリット

 

メリット①ペットにまつわるトラブルが発生しにくい

ペット共生型マンションは、基本的にはペットを既に飼育しているか、今後飼う予定がある人が選ぶ傾向にあります。一般的なマンションでは、ペット可といえども一定数ペットに反対する人もいて、騒音や匂いが元でトラブルに発展するケースも。

 

共生型マンションはペットと暮らすことが前提のため、そのようなトラブルが起きにくいと言えるでしょう。

 

メリット②飼い主もペットもよろこぶ設備が充実

多くのペット共生型マンションで採用されているのが、ペットの足洗い場。 散歩から帰ってきたときに、汚れたペットの足を洗える設備です。エントランスで綺麗に足を洗ってから入るので、廊下やエレベーターなどの共用部に汚れや雑菌を持ち込むことがなくなります。水飲み場が併設していることもあり、犬の散歩をする人にとっては便利な設備です。

 

その他、ペットを一時的につないでおけるリードフックをはじめ、運動不足解消につながるドッグラン、ペットの汚物袋を捨てられる汚物ダストなど、ペットとの暮らしを便利にする設備が備わっています。

 

 

整った設備も魅力ですが、やはり一番の魅力は実際に住む人同士のストレスが少ないことでしょう。

 

ペットとの暮らしが前提でつくられているため、そもそもペットが嫌いな人が入居してくることは考えにくいです。

 

よって、ペットを飼うことに後ろめたさを持たずに、ペットも入居者も快適に暮らすことができるのです。

 

 

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