上質な空間「グレアレスダウンライト」
2023年06月23日
上質な空間にする「グレアレスダウンライト」の魅力
今回のテーマは「グレアレスダウンライト」です。
家づくりにおいて後回しにされがちな照明計画ですが、照明ひとつで空間は大きく変わります。
住宅購入やリフォームを検討されている方にとって、グレアレスダウンライトは空間の魅力を引き立てる優れた照明器具となるでしょう。
そんなグレアレスダウンライトの魅力について、分かりやすく解説していきます。
グレアレスダウンライトとは、照明で照らす範囲(配光)をあえて狭めたダウンライトのことをいいます。
グレアは「まぶしさ」、レスは「より少なく」を意味し、その名の通りまぶしさの少ないダウンライトです。
では、具体的にグレアレスダウンライトにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
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参照:DAIKO
メリット1 目にやさしい
グレアレスダウンライトは、まぶしさを抑えた柔らかで均一な光を放つため、目にやさしい照明です。
一般的なダウンライトでは、配光範囲が広いため直接光が目に入ってしまうことがあり、不快感や視覚疲労を引き起こすことがありました。
しかし、グレアレスダウンライトは、光の散乱や反射を最小限に抑えることで、目に優しい照明環境を実現します。
メリット2 空間の美しさを引き立てる効果
グレアレスダウンライトは、光の明暗をクッキリさせ、上品で洗練された印象を与えます。
さまざまなスタイルやテーマの空間にマッチし、インテリアデザインや雰囲気作りにおいて重要な要素となります。
また、光の色温度を調節できるグレアレスダウンライトを選ぶことで、時間帯やシーンに応じた光の演出が可能となり、より魅力的な空間を演出できます。
メリット3 省エネ効果
現行のグレアレスダウンライトの多くは、LED技術を利用しているため、消費電力が少なく省エネ効果があります。
また、LEDは長寿命であるため、ランプの交換やメンテナンスの頻度が少なく、電力の節約だけでなく、メンテナンスの負担や廃棄物の削減にも貢献します。
エコ志向のある方や持続可能なライフスタイルを求める方にもおすすめです。
デメリット 設置時の費用
一方でデメリットもあります。
グレアレスダウンライトは、従来のダウンライトよりも比較的高価な場合が多いです。
特に、高品質な素材やデザイン性が高いものは、よりコストがかかることがあります。
ただし、長寿命である点や省エネ効果などの利点を考慮すると、長期的にはコストパフォーマンスが高い選択肢となることもあります。
以上、グレアレスダウンライトのメリットとデメリットについてまとめていきました。
リフォームを検討される際には、是非グレアレスダウンライトを選択肢のひとつにいれてみてはいかがでしょうか。
特徴を理解し、予算やニーズに合わせた最適な照明計画を行うことで、空間はぐっと機能的に、そして洗練した印象になりますよ。