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2023年09月07日

古いのに新しい？テラゾー人気再燃の理由

 

今回は、美しく耐久性に優れた素材「テラゾー」についてご紹介します。

 

その歴史は古く、イタリアで500年程前に生まれたといわれています。

 

伝統的な建築のみならず、近年では高級ブティックやホテルで採用されることも増えており、その価値が再発見されています。

 

ここでは、テラゾーの魅力やそのメリット、デメリットについて解説していきます。

 

 

「テラゾー」とは、セメントや石灰岩、大理石チップなどの骨材を結合剤で固めた石系の素材のことです。

 

その独特の風合いは、さまざまな色やサイズのチップを組み合わせることで、独自の美しい模様を作り出すことができます。

 

床だけでなく、壁やカウンタートップなど、様々な場所で使用できます。

 

 

テラゾーを取り入れるメリット

参照：Adobe Stock

 

美しいデザイン

テラゾーは、その独自のデザインが最大の魅力です。

 

異なる色やサイズの骨材を組み合わせることで、独特の模様や絵画のような美しいデザインを実現できます。

 

お好みに合わせてカスタマイズすることで、空間に個性的な雰囲気を演出できます。

 

耐久性と寿命

テラゾーは非常に耐久性があり、日常的な使用や摩耗にも強い素材です。適切なケアを施せば、数十年にわたって美しさを保ち続けることができます。

 

そのため、最初の費用は比較的高くなりますが、長期間にわたって快適な空間を楽しむことができるので「良いものを長く使いたい」というニーズに応えます。

 

環境に優しい選択

テラゾーは天然素材を使用しており、リサイクル可能な部材であることから、環境に配慮した選択肢と言えます。

 

また、長い寿命により、無駄なリフォームや交換を減少させる一環としても、環境への負荷を軽減する要素となります。

 

 

テラゾーのデメリット

参照：Adobe Stock

 

施工の難しさ

テラゾーは専門的な技術や知識が必要な素材です。施工が不適切だとひび割れや剥がれ等の問題が発生する可能性があります。

 

テラゾーの施工経験など、信頼性のある施工業者を選ぶことが大切です。

         

コストの面

テラゾーは高品質な素材であるため、その分コストもかかります。

 

初期投資が他の素材に比べて高めになることがありますが、その耐久性や美しさを考慮すると、長期的な視点で見ればコスト効果が高いと言えるでしょう。

 

 

まとめ

コスト面を考慮すると少し敷居が高いと思ってしまいそうなテラゾーですが、カウンター天板やアクセント壁など、施工面積を限定することでコストが抑えられ、取り入れやすくなります。

 

全体をシンプルに仕上げながらも、ここぞという場所をテラゾーで仕上げるととても素敵な空間になるでしょう。

 

これからリフォーム・リノベーションを検討される方に是非一度ご検討して頂きたい素材、テラゾーのご紹介でした。