中古マンション購入 予算の立て方と進め方
2025年04月11日
中古マンション購入+リノベ 予算の立て方と進め方
中古マンションを購入してリノベーションを検討する人が増えています。
しかし、購入費用とリノベーション費用のバランスをどう考えるべきか、どのように進めればよいのか、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、中古+リノベの基本的な進め方と予算の立て方について解説します。
1. 予算の立て方:購入費用とリノベーション費用のバランス
中古マンション購入+リノベーションでは、全体の予算を決めてから、購入費用とリノベ費用の配分を考えることが重要です。
(1) 予算の決め方
● 自己資金+住宅ローンの借入可能額を把握
● 住宅ローンとリノベーションローンの組み合わせを検討
● 将来の生活費やメンテナンス費も考慮
(2) 物件価格とリノベーション費用の考え方
リノベーション費用の配分は、物件の状態やこだわり度によって変わります。
● 築浅(~築20年)の物件を選ぶ場合
→内装のアップグレードやデザイン変更がメイン。
→大規模な設備更新が不要なため、リノベ費用を抑えやすい。
● 築年数の古い(築20年~)物件を選ぶ場合
→ 給排水設備や電気配線の交換が必要になることが多い。
→ 耐震補強や断熱改修など、見えない部分の工事費が増えやすい。
このように、物件の状態や希望するリノベの規模に応じて、バランスよく資金を配分することが大切です。あらかじめ何を優先するのか、今回の住宅購入の目的は何か、自分たちにとっての理想の暮らしとは何かを考えておくことが判断基準を固めることに繋がります。
2. 中古+リノベの進め方:スケジュールとポイント
(1) 物件探し(約1〜3か月)
● リノベ向きの物件を探す(構造や管理状況をチェック)
● 事前にリノベーション会社と相談し、施工可能な物件か確認
(2) 物件購入とローン手続き(約1〜2か月)
● 住宅ローンやリノベローンの審査・契約
● 物件購入の契約締結
(3) リノベーションの設計・プラン決定(約1〜2か月)
● 希望のデザインや間取りをリノベーション会社と相談
● 施工費用の見積もりを確認し、プランを確定
(4) 施工工事(約2〜4か月)
● 実際の工事がスタート
● 途中経過を確認しながら進行
(5) 引き渡し・入居(工事完了後)
● 仕上がりを最終確認し、問題がなければ引き渡し
● いよいよ新しい住まいでの生活がスタート
3. まとめ:無理のない計画で理想の住まいを
中古マンション購入+リノベーションは、新築にはない自由な設計やコスト調整のメリットがあります。
一方で、物件選びや予算配分をしっかり考えないと、予想外の費用がかかることも。
計画的に進めることで、理想の住まいを実現しましょう。リノベーションの専門家に相談しながら進めるのもおすすめです!
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