5Gがもたらす未来の暮らし

2020年11月13日

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5G、はじまる

10月23日、Appleは5G対応のiPhone12の店頭販売を開始しました。影響力のあるiPhoneに5Gが実装されることにより、5Gがグッと身近に近づいてきた感じがあります。5Gは私たちの暮らしをどう変えるのか。ただスピードが速くなるだけ?いえ、私たちの暮らしをより良くするテクノロジーです。不動産会社ならではの視点で、5Gを深堀していきます。

 

多数接続で家事の時短を実現

5Gは、4Gと比べものにならないくらい通信技術が進化しています。5Gの通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの1/10で、4Gの10倍のデバイスを同時に接続できるとされています。5Gの進化を例えるならば、クルマでの移動から、新幹線を通り越して飛行機になったくらいの進化です。より速く、よりたくさんの荷物を運べるようになったのです。

 

注目したい5Gの特徴のひとつが「多数接続」。家庭にあるデジタル家電や白物家電などがネットワークにつながります。いわゆるIOT住宅です。例えば、朝起きる時間に合わせて室温が最適の温度に調整され、カーテンが自動で開き、照明が徐々に明るくなり、コーヒーが自動で淹れられる。こんなことが可能になります。

 

家事の自動化により、自由に使える時間が生まれます。住宅一次取得層といわれる30代~40代はとにかく忙しい。仕事では責任あるポジションを任され、家庭でも子育てや家事に大忙し。一日に30分でもホッと一息できる自分だけの時間があればいいのにと考える方は多いのではないでしょうか。5Gはそんな願いを実現できるテクノロジーです。

 

1日30分、自由な時間が生まれたら何しますか?

テレワークで回線環境が悪くて画面が止まってイライラする時間、テレビやエアコンのリモコンを探す時間、床掃除をする時間、鍵を閉め忘れたと気づいて家に戻る時間、日常を振り返ってみると、こういう時間は多くありませんか。できれば減らしたいこれらの時間を、5Gが後押しするIOTにより減らすことができます。

 

これにより生まれた時間をどう使うかはあなた次第。子供が寝静まった後の夫婦の晩酌の時間に充ててもいいし、仕事関連の資格勉強の時間に充ててもいい。最近ではクラウドソーシングも普及し、副業をはじめる人も増えました。あなたがわざわざやらなくても良い仕事、テクノロジーに任せてみませんか。目的をもってテクノロジーと付き合うことが大切です。

 

5GはIOT住宅を後押しする

今ある家をIOT化しようとしたときに、コンセントが足りない、タコ足配線になり見た目が悪い等のお困り事が出てきます。そこで、中古×リノベーション。コンセントの位置や数はリノベーションにより自由にカスタマイズできます。また、お掃除ロボの稼働を考えて、床をフラットにすることも可能です。

 

リノベーションというと「オシャレさ」にばかり目がいきがちですが、IOTを導入すること前提の「機能的」なおうちを手に入れることも可能です。新築よりも安く物件を手にいれ、中身はリフォームやリノベーションで自分らしくカスタマイズすることで、理想の暮らしに一歩近づけてみませんか。

 

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